ハンダコテの選び方

ここでも、あんまり安物はやめてください。
私が勧める安価な方向では goot PX-238です。これは定格が70Wですが、電子制御でPX-238の場合380℃(感覚的には誤差±10℃以下)です。
かなり大きいベタアースのある基板でもハンダ付けでき、またかなり細かい所までハンダ付けできます。確か3800円ぐらいだったか。
ちょっとでかいけど、一押しです。

もしかしたら、HAKKO 933/934 てのもいいかもしれない。
これも自動温度調整で、ボタンを付け替えるだけで切り替えれます。
ただ、パワーが51Wらしいのでちょっとパワー不足になる事があるかもしれません。
(これ買ってみようかな)

ちなみに、どいう時にパワーが気になるかというと、0.2mm程度の銅板を10cm*10cmに切って、これを張り合わせる事が出来れば大体の局面で困りません。

絶対に、2段階切り替えなんてのや、15Wなどというのを買わないでください。あれはダメです。
(ラジオデパートでR8Cのボード作っている人は、そのダメてやつを使って綺麗にハンダ付けしていましたが。あの人すごいよ)

昔のハンダコテと違い今のコテは1,200以下のはともかく、それ以上のは鉄メッキまたはニッケルメッキをしてあります。絶対にヤスリで磨かないでください。
ハンダの付きが悪くなったら、水をしみこませたスポンジでふき、こて先にハンダの玉を付けて、クリーニングを繰り返してください。

予算があるなら、12,000-14,000程度のステーション型がおすすめです。(7000円程度である中途半端なやつはおすすめ出来ない)

そして、金はいくらでもあるぜ、という人はHAKKO 942てのが大体40,000円ぐらいてのがある。
別段そんなにすごいもんでもないのだが、利点は次の3つ
1.こてを持つ所からコテ先までの距離が短い。コテ先が軽い。小さい。
2.熱いコテ先だけを取り外し、別のコテ先を付けて15秒程度ですぐ使える。つまりハンダを付ける相手によってコテ先を簡単に変えれる。
3.かっこいい。デジタル表示はかっこいいだけです。
欠点:高い、重い、ジャマ

もっとお金のある人は HAKKO 924 に非酸素ガスを付けてあげてください。ハンダが酸化せず、気持ちよくハンダ付け出来ます。気持ちよく酸欠にならないように注意してください。でも、これはマジに高いよ。もっと安く出来ないものかななあ。酸化しにくいってすごいメリットなのに。。

というわけで、私としては4,000円クラスの自動温度調整の50W以上のが良いと思います。

メーカー URL:
http://www.hakko.com/japan/ hakko
http://goot.co.jp/ goot 良い製品なんだけどなあ。ブツブツ
http://www.rakuten.co.jp/kotesaki/ なぜかコテ先を作っているメーカ