部品の取り方 Part2

かなり前に表面実装のパーツの取り外し方を書きましたが、今度は普通のパーツの取り外し方です。

なんと、こちらの方が金がかかります。あきらめて工具買いましょう。私が使っているのはgootのTP-100です。

まずは選び方から。一番安いのでも4000円程度です。
http://www.grid.co.jp/cgi-bin/search/html/26_01.html
HSK100 てのが手動でなんとか使えるはずです。といっても使った事がない。

俗に言われる、半田スッポンてのは絶対に避けてください。確実に失敗します。片面基板ならともかく、両面ましてや4層なんてのは無理です。

一番安いのがそのHSK100として、私が使っているのはTP-100です。これは大体2万3千円ぐらいだと思います。これは一体型とわれるやつで多少問題がありますが、安いです。
もう少し(1万〜3万)出すとポンプ部分が別になったやつがあります。
さて、この3つのバリエーション何が違うんでしょう。
4000円のは手動なので、手で押し込んで熱を加えてからスッポンってやるのですが、一応一体型なので、それほどミスしません。
ただ、基板に少々衝撃を与えます。一体型のポンプ式は、ポンプが付いているので、そういう衝撃はありませんが、どうしても、ポンプの振動が基板に伝わります。対してステーション型は振動が基本的には伝わりません。

まあ、でもポンプ式の一体型がおすすめです。金が無い場合は一度HSK100でもいいかもしれない。

一体型のポンプ式としてTP-100をあげましたが、ちょっとパイプにハンダが詰まる傾向があるようです。
前使っていたデンノンのやつ(オーディオのデノンじゃないとおもう)はそういう事が無かった気がします。そういうわけで、デンオン SC-7000Z の方が良いと思われる。価格もTP-100とかわらない。ただどこで扱っているんだろう。サポート大丈夫かなあ。結局こういうのは修理パーツが無くなったら最後使用不可能になっちまう。
また、Hakko 808-1 というのもある。うわさによるとTP-100より良いらしい。TP-100最低ランクじゃん。

使うのは慣れですがコテ先をターゲットのパーツの足を入れて、横から軽くハンダを流し込んでトリガーを引き、トリガーを引いたままゆっくりと離す。
後は基板の裏からパーツの足を左右に動かす。ポロッと取れます。絶対に部品を引っ張らないでください。

それから、もう1つ、ハンダコテについて書いておきます。