重要文化財の思い出

ええっと、アンケートはアンケートとして思った通り書いてほしいのですが・・・・

私の小さい頃の思い出で、重要文化財というのがあります。私の母方の実家があまりにも古く、ほぼ原型を留めていたので、重要文化財の指定をうけました。で重要文化財になったからと言って、金がもらえるわけでもありません。観光客も来ません。ただ、一人二人で暮らすには場違いに広い家を取り壊すな、傷付けるな、改築するな。と制限ばかり付いていました。
私らの家族は当然その家から離れいて、叔母が住んでいたのだが、私と友人は自転車で根性入れれば行ける距離だったので良く遊びに行きました。平均時速30Km/hぐらいで2時間ぐらいで行ける距離だった気がします。帰りは下り勾配なので半分ぐらいの時間・・・って何Km/Hで走っているんだ。(というか良く車を追い抜きました。親にも言えない話だな)
それが、しばらくして、滝畑ダムで沈むといういう話。子供ながらに、あれは一体なんの意味があったんだろう。と感じました。
今でも、重要文化財の間取りを思い出します。あの広い部屋で一人寝ていると怖かったなあ。なんて。