GCC プログラミングのライターの所で

Wataru’s memo: GCC プログラミングのライターの所で、学習用のマイコンを書いていたので、MSP430はと書いたけど、元々こういう流れの文章を書きたかったわけね。
でも、R8Cのマニュアルは良くできていると思うんですがねえ。海外の論文のプロトコルには合致していないだろうけど、私には目的があって機能を探す場合 R8C のマニュアルは良く出来ていると思う。そんなに命令セットも悪くないし、I/Oレジスターもわかりやすい。

ただ、入門用に Flash ROM の付いたマイコンてどうなのかなあ。と私は感じました。昔 Z80 にスイッチパチパチ DMA で書き込む方が、勉強になるとは思うが。

マイコンの命令を扱うのなら、msp430アセンブラーとか作りやすそうでいいですね。
ただ、あの定数レジスターのあたりは、どう料理するのか。これは拝見したいところです。

実際 R8C も、低消費電力で、スリープモードを主体に使うとかなりいけます。また、値段の割にI/OやROM/RAMが多く、ノイズに対するマージンも非常に大きい。MSP430もかなり高いと触っていてわかりました。
マチュア的には5Vで動く R8C の方が強いような気がする。あとは、R8C の環境が IAR だと思うんだけど、ちょっと入門に使うには難しい。

ひるがえって、MSP430 の方はというと、売り物の奴は安いけど、入門者が買うにはどうかなあ。環境はほどんどタダで出来る。
フリーのIAR は R8C と同じような問題になる上に、4KBまで。本題の gcc は使えるのだけども、msp430-gdbproxy はソースコードが無い。彼にとっては GPL ライセンスに反している物をどう料理するかが見物です。

まあ、市場では命令セットが美しいというのが競争力になるかというと、絶対にそうではないと思う。ただ、H8やNEC 79K, PIC ぐらいひどくなってくると、さすがに使いたくないなあ。