恐ろしいコンピューター支配

昔から、コンピューターが反乱を起こして人間社会を支配する。というのがあるが、別段コンピューターが知能を持たなくてもウイルスによって反乱しているし、コンピューターが全部故障したら人間はまっとうな生活が出来ないので、結果的にはコンピューターは人間を支配している。

これは、依存による支配です。そのうち、人間よりユーモラスで、人間より娯楽性があって、人間より動物的に楽しくて、人間より美しい体型をしていて、それが区別出来なくて、人間より面白い著作物を作ったり面白い判断をするようになってきたら、もっとコンピューターに対する依存率が高くなる。
別にコンピューターが反乱を起こすまでもなく、コンピューターが支配する。人間はコンピューターと戦うのではなく、コンピューターに依存しないように、自分自身と戦う。
そして、エネルギーを消費するだけの人間と、エネルギーを消費するだけのコンピューターは共存する世界。これは怖い。
主導権は人間にあるが、主導権を維持するには、コンピューターへの依存度を下げる必要がある。
コンピューターは、自らを自らが設計し、エネルギー:知識判断レベルを上げてくる。人間は人間の価値を探して悩む存在になる。
コンピューターの世代交代は早い。人間は世代交代を技術でどんどんと遅くする。コンピューター文化の怖さが見えてくる話題でした。