HA400分解
ええっと、予想とかなり反している。
- 入力のGNDは本物のGND
- 0.1uFのカップリングコンデンサーを通り
- 100Kで仮想GNDに引っ張る
- 10Kで保護をかけて
- 1段目のOP-AMP これは単なるバッファ(非反転式 1倍) V4580
- ここから4回路に分配
- 10Kの抵抗
- 入力はVR (100KΩ)の↑側へ
- VRの可変点からOP-AMPの(-)へ
- OP-AMPの出力からVRの↓へ (おおーなるほどおお)
- VRをMAXにしても、10:100になって10倍にしかならない。(すごいこんなの考えた事なかった)
- OP-AMPの出力から47Ωを通してヘッドホンへ
- OP-AMPの(+)は仮想GNDへ
- ヘッドホン端子のGNDは、電解コンデンサー100uFを通ってGND
となっている。ひさびさに感動しました。ただ、ヘッドホン端子のGNDに大容量コンデンサーが入っているので、電源入れる時と、ヘッドホンを刺す時にヘッドホンからかなり大きな音が出る。
で、肝心の音なんだが。。。悪くはないんだけど、音像がはっきりしない。ちょっとねっとりしている。まあ価格のわりにはいいんだが。また心配していたパワー不足というのは全くありません。
OP-AMPかなあ。コンデンサーかなあ。
色々変えてみる
- 入力 カップリングコンデンサ これあまり影響なかった (ECP-U 0.1uF @30 x 2)
- 電源コンデンサ 少し変化があった (秋月で売っている松下の低ESR 10個200円)
- 基準電圧のコンデンサ ボリュームを絞った時の漏れが減った。ちょっと音がカサカサして落ち着かない (千石で売っている低ESR 60円)
- 出力コンデンサ 音像が出てきたが、カサカサ度も増してしまった。(千石で売っている低ESR 60円)
- OP AMPをOPA2134へ出力段 変化多い。音漏れも減少。(Digikey @300円)
- OP AMPをOPA2134へ入力段 嫌な感じが減った (Digikey @300円)
- 基準電圧のコンデンサに並列にECPU 104 カサカサ度が下がった (digikey ECPU 0.1uF 35円)
- 出力コンデンサに並列にECPU 104 音像が少しよくなった (digikey ECPU 0.1uF 35円)
それにしても、このOP-AMPは。。JRC 4580Mはそんなにひどくなかったのだが。V4580M恐るべし。メーカはCoolAudio?どこだ?
今のところ、ちょっと音が硬いけど。後は満足というかこれだけ出れば十分。
トランジスタ技術 MSP430
遅くまでやっている近場の本屋で2冊ゲット。→シリアルインターフェースが無いそうです。ソフトで作るはめになるそうです。送信はともかく受信は面倒くせなあ。
HA400 だいぶ聞けるようになってきた
結論、OP-AMPのでも手抜きせずに作ろう。とは言うものの、いいかげん耳がエージングされてきまして、これで十分じゃないかな。という気になってきました。ジャズピアノに存在感が出てきて、これならいいや。という気になってきた。
C2 27pを取るとボリュームをいじるとガリが出る
なんとなくだけど、問題点はわかるけれど、周波数が上がるにつれ、NFBが弱くなって発振したりしないかなああ。C2は22pだと思う。基板からは値が読めない。小容量すぎて測定できない。あまり高速なアンプは入れるなという事だな。