DIPTRACEを試している
フリーで250pinまで使用できるSCH+PCB CAD. Eagleよりちょっとましなオートルータが付いています。
簡単に列挙すると
- 500pinまでの製品でも$150程度と安価
- シンプルな操作性
- 動作が軽い
欠点
- 基板チェックがあるが何が問題か読みづらい
- SCH->PCBの一方通行で同期が取れない
- オートルータの設定が面倒
- ビューからの層を半透明に出来ないので下の層がわからない。特に四層では電源プレーンで見えなくなる。
- パッケージ毎にライブラリを作らないとならない
- スクリプトが使えない
- パーツ番号の整理が出来ない(無駄な番号飛びは外せる)
- パーツ呼び出しが使いにくい
- 画面上で縮小するとフォントが汚い
- フォントサイズの指定が明らかにおかしい。4ptなんて見える筈がないのに印刷が出来て、9ptにするとかなり大きい
- 信号線を飛ばす方法がいまいち使いにくい
- B/Wモードでは信号線表示が黄色はいいのだが、印刷も黄色になってヨメねえ
- 全体的に描画が汚い。が印刷はとても綺麗だ
とりあえず要望を投げてみようかと思いますが、一番大きな問題が基板チェックの結果どのルールにひっかかっているのか、実際のマージンはどうなのかが本当にわからない。と書いてもわかりにくいので想定工数(単位は聞かないで)と、こちらのメリットを入れて書きます。
- 工数:3-10,メリット:100 ERCのエラー情報をわかりやすく表示する
- 工数:5-8,メリット:80 下のレイヤーも補色で表示するようにする。二層限定で十分
- 工数:3-5,メリット:50 表示のレイヤをON/OFF出来るようにする
- 工数:10-?,メリット:50 LL言語内蔵
- 工数:10-15,メリット:50 縮小率が高い(小さい)専用フォントかロジックを作る
- 工数:10-12,メリット:60 キーボードショートカット OrcadのPW(place;Wire) と二文字通常キーを押すだけで(OrCADはPLだけど)ワイヤーモードに入るなどが欲しい。今は何のショートカットも無い
細かい問題はいっぱいあるみたいですが、Eagleもかなり変なんでこれは書かない。
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