ATB-R8C-LED

hmori2008-01-29

ATラボが教育機関用に売っていた教育用ボードがもうすぐ出るという事で、なんと1セット頂いてきました。
写真はストロボ撮影した上に、バックが悪くてひどいものです。バックはHARIBOと酢こんぶです。このHARIBOのせいで、歯の詰め物が取れてしまいました。これはハードなグミです。て関係ないやん。
このキットの特徴は、このキットだけで開発が出来ると言う所です。多くて書ききれないので箇条書きで書きます。

  1. USBシリアルケーブルが付属しこのキットだけで開発が可能です。
  2. CPUはR8C11です。R5F21114FP ROM16K, RAM 1K
  3. CPUのみ実装されています
  4. 標準のファームが強力です
    1. アナログ風時計。外側の12個のLEDは高輝度の緑で時間を。内側の4つのLEDは青色で秒を、内部の3桁LEDでAM/PMと分を表示します
    2. アナログ時計には時報が付きます(ブザーが付いています)
    3. ターミナルを起動するとモニターが使えます
    4. このモニター内で、C言語風のプログラムを書いて動かす事ができます
    5. このモニタで音楽が出せます
  5. 無料で公開されているHEWで開発も出来ます。HEW,KD30によるリモートデバッグもできます
  6. 電源はUSBから取りますので不要です
  7. 赤外線LEDと赤外線受信機がついているのでリモコンの実験ができます
  8. 紙のマニュアルは無く、詳細な組み立て資料、回路図などは全てCD-ROMで提供されます
  9. オリジナルの書き込みソフトも付属されています

価格は5000円程度と考えているようです。かなり面白いです。(思ったより)
特にすごいのが、モニタの中で使えるCライクな言語。こんな事が出来る

// きらきら星
SP_fade=0;SONG_tempo=20;play("O2CCGGAAGZFFEEDDC")

// 7セグに0.1秒カウントで0-999を表示
i=0;LED72_dp=ON;while(1){LED_putd(i,1);wait(100);i++;if(i>=1000)i=0;}