静電気対策

なんか問題に無理があるような気がするけど。選択肢から落としていくとウ)が妥当だな。ケースに電位をかけて、そのケースアースに繋がっているとすれば、ケースのインピーダンスが支配するだろう。次がその電流によって誘導する磁束だけど。まあ静電気だしなあ。でも金属ケースと書いてあるのに、そのインピーダンスをどうこうするてのはおかしいだろう。
現実的な部分では、大地アースというのがあてに出来ない。入力だとか出力だとか、電源との間で電位差が発生して、多くの問題を引き起こしているのだから、こんな問題に出るような事を気にすることはあり得ない。
私なら

  1. アースをしっかり取る
  2. ケースを2重化して、100Ωぐらいで接続
  3. ケースに開いている穴を少なくする
  4. ACフィルタを入れる
  5. 電源回路から回路基板までにフィルターを入れて電磁シールドを入れる
  6. 基準アースを作る
  7. 配線を短くする

結局の所、金かけたらなんでもありだよ。というより、そこまで手間かける前に、そのぐらいで問題が発生しない回路設計しろやゴラー。大体、信号の入力も出力も無い回路でどうやって静電気で誤動作するねん。そんな回路おかしいやろ。
また、静電気対策には、徹底的に回路をフローティングさせるという方法があります。例えば金属ケースの周りに厚い絶縁体を巻いて、ノイズが流れ込むAC電源を使わずに電池を使う。あるいはACを使うにしても、ギャップをある程度とったトランスを用いて、その出力を一度抵抗でインピーダンスを上げて、コンデンサー+コイルで高周波成分を取り、もう1段ケースに入れる。

まあ、そういう問題なんだから。金属ケースと書いてあっても、金属ケースかえたら100mΩが10mΩに変わって静電気対策出来たと思ってうれしいねえ。と笑った上でウ)を選ぶべきかと思います。