Google Earthで景観を見る
Google Earthを使用すると、衛星写真(航空写真)、地図、建築物の3Dデータを見る事ができます。
これを使って、京都の町を見てみるという企画です。
Google Earthとは
私が説明するより、直接Google Earthのページを見たほうが速いと思います。商品版もありますが、フリー版で十分な機能を持ちます。ただし、パソコンの性能をある程度要求しますので、駄目だったらあきらめるか、人のパソコンで見るとかしてください。
どの程度のパソコンが必要なのか
私も、あまりよくわかっていませんが。512MB以上のメモリは必要だと思います。ビデオカードもある程度いいものが必要です。回線速度もさすがに64KBitや128Kbitぐらいだとさすがに問題があると思いますので、ADSL以上の回線がやっぱり欲しいと思います。
まあ、試して駄目ならという事で入れて見る方が速いのではないかと思います。
インストールの注意
インストールはGoogle Earthからダウンロードして実行すれば、簡単にインストールできます。
注意としては、インストール時に問い合わせのある「googleツールバー」のチェックを外してください。これは本当にそれが必要だと感じるようになったら、いつでも入れる事が出来ます。
京都に行ってみよう
起動してしばらくすると、地球が出てきます。さて、「京都」を検索してみましょう。「検索」の所に「ジャンプ」というタブがあり、この下に入力できる所があります。ここには、住所、電話番号、郵便番号などを入れる事ができます。それでは「京都」と入力してください。入力後、虫眼鏡のマークを押すとその位置の衛星写真が出てきます。(実際には衛星写真+航空写真の合成)
拡大してみよう
このGoogle Earthの世界では立体地図として考えた方がわかりやすいので、高度を下げるという考え方の方がわかりやすいです。
ここでは、マウスを使って行う方法を説明しますが、マウスはホイール付きのマウスを前提にします。他の方法もありますので、そういうマウスが無い場合でも使用は出来ますが、説明が大変ですのでとりあえず、そういう事にします。
マウスのホイールを上に回すと、拡大(高度が下がる)します。逆にホイールを下に回すと、縮小(高度が上ります)。
もっとも、これはあくまでも衛星写真や航空写真なので、車ぐらいは見えても、人が何をしているかまでは見えません。(たまに、裸で寝ている人が写っていたという話は・・・ありますが)基本的には真上から取った写真です。
さて、拡大、縮小はわかったでしょうか。
移動してみましょう
移動するのも簡単です。マウスの左ボタンを地図上でクリックしたまま、移動させます(ドラッグといいます)
見る角度を変えましょう
今までは真上から見ていましたが、見る角度を変えましょう。マウスの中央ボタン(ホイール)を押します。押したまま動かすと、角度がかわります。上下で上下方向、左右で見る方向が変わります。まあやったほうがはやいです。この状態でも今まで説明した機能は使えます。
さて、そろそろ画面酔いしてきたでしょうか。
建物はどうした?
建物・・・そうです。一番の問題の建物がペシャンコです。Google Earthでは都市部に限られますが、建物を書き込んであります。
ただ、初期状態では表示されません。これを切り替えてみます。
この切替には、「レイヤ」という考え方を使います。「レイヤ」は「層」という意味で、色々な層を重ね合わせて、見せていますという事です。
まあ、そういう話は別にして、操作は簡単です。「レイヤ」の所にある、「建物の 3D 表示」という所にあるチェックボックスにチェックを入れます。単なる立方体で出来た建物が表示されます。(場所によっては、細かく書き込まれた建築物もあります)
この表示は、非常に面白いのですが、1つ欠点があります。まあ、見れば分るとおり、地表の情報が見えません。なので、必要に応じて、「建物の 3D 表示」を切り替えて見てください。
高空で迷ったら・・・・
見慣れた町であったり、京都や横浜のようにランドマークが多い場所では滅多と迷いませんが、”ここはどこ”となるかもしれません。
面倒な時はもう一度、検索の点順まで戻って検索してください。