リサイクル、リユース、大事に使う

パソコンなんてものは仕方がないとしても、テレビとか冷蔵庫とかクーラとかって、キチッキチッとメンテナンスして、新しい技術は部品変更で修正していけば、それこそ長く使えるものだろう。
例えば、クーラだとか冷蔵庫というのは年々消費電力が10%〜15%削減されていく。その技術というのは、ほんの一部のパーツの進化が支えている。だから、今後はサービスを売るようにすればよい。
次はリユース。俗に言う中古利用。電力効率が悪くて地球にやさしくなくても、製品を分解してリユースあるいは、そのまま捨てるよりははるかに地球にやさしい。これはいまさら言うまでもなく、PSEのような馬鹿な解釈をやめていただいて、再利用を推奨してほしい。
最後にリサイクル。貴重金属の高騰によって、リサイクル(再資源化)も国がいちいち指示しなくてもある程度はペイする時代になってきている。
お国が推進している怪しげなリサイクル団体よりも、ましな処理するんじゃないだろうか。
とりあえずだ。基板だとかHDDとか電線だとか、どうみても価値があるものは集めて捨てる場所を作るべきじゃないだろうか。
今、昔風の設計をしたアンプなんかをばらせば、かなりの大容量トランスからは銅が取れるだろうしなあ。

作って売るという商売だったら、価格競争で終わるし、人手を使う事にならない。これからは安くなった流通費用をベースに、ハードウェアのアップグレード、保守サービス、ネットワークを経由した機器管理。それによる囲い込み、そして、その考え方に賛同するコミュニティが出来ればうまくいくと思う。
昔は何度もそれをやって駄目だったけれど、今はうまくいくのでは。
もっとも、Appleの修理店がやった修理を見ていると、工場以外で再生産するのは難しいかな。と感じてしまいますが。