そういえば町山さんのアルマゲドン最悪という話

私は、隕石が名所に落ちる事や、重力の無い中でのオイルの流れとか、酸素が無い中での隕石が何故燃えているのか。というのは気にならなかった。
あれは見る者への見せ方であって、別段ストーリに影響が無いし、ちゃんとしたストーリに置き換える事が出来る。例えば名所だけではない所に落ちていると想像すればよいし、オイルは洩れて遠心力でゆっくりと壁面を伝わり引火してもよい。隕石は別に燃えなくても効果は同じだろう。
もっとも、あんだけ降ってくれば直接被害が無くても太陽光が届かなくなって、人間生きてはいけないだろうけど。
それより根本的な部分で・・原爆でも水爆でも重力を感じられる程度の星を破壊するのは難しい。次にそもそも人類が地面に穴あける長さなんてたかが知れている。
第3に、壮大なプロジェクトなのにかかわる人間が少なすぎる。あれだけの重さの宇宙船や機材を宇宙に打ち出すのに、給油を途中でやっている。給油場の安全管理が無茶苦茶。プロジェクト管理者として何を考えているのかわからない。
最後に、父親に対するお涙頂戴シーンだが、ああいうプロジェクトに参加しているわけだから、誰がそういう立場になっても冷静に行動するだろう。それでなくても、それまでバシバシ死んでいるわけで。
総括的に見れば、町山さんと同じように「ひどい映画」だという結論だけど。気になる所が違うなあ。