PX-802AS vs HAKKO 942 T12こて先

→2Cのコテ先がいまいちだけど、他の先は温度を下げてもかなり効率的に使える事が判明。もうしばらく使って評価しますんで、以下の文章はあまり参考にしないでください。
350℃に設定して、温度測定。秋月の熱対センサーで330℃程度になるから両方ともあっているんだろう。比較しているHAKKO 942は現行機種ではありません。現在はFX-951-01が一番近いと思います。またHAKKO 942もコテ部分にロングニンプルという物を付けて、FX-951-01タイプのコテ先が使えるようにして使用しています。このロングニンプルHAKKO 942のユーザは無料で頂けるので(→メーカのサイトによると、現在有料らしいです。製品番号:品番:B2971 書いてある理由がむかつくけども、まあ安いものでしょう)、気になる人は請求してください。(当然白光に問い合わせてください)。このロングニンプルを付けている時は過去の小手先を使えません。もし付けるとニンプルが焦げると思います。

起動時間 常温→350℃

PX-802AS 10秒, HAKKO 942 T12 - 2BC 18秒

広いラウンドのガラスエポ

PX-802AS+RX-80HRT-BM, HAKKO 942 T12-2BCで、どちらかと言うと、HAKKO 942の方が熱が伝わりやすい。ただ、コテ先の構造によるような気がする。これは2BCに近いコテ先がgootのラインに無かったからです。

コテ先の使い勝手

はんだのコテ先へののりかたですが、例えば一般的なgoot 2Cタイプと比較すると、hakko 942 T12-2BCの方がハンダをクリーニングして30秒程度たった後にのせるハンダの乗りがよい。これが使い勝手に影響していると考えられる。
ただ、goodのBMのような特殊な加工がされている物は、この問題が解消されている。もしかしたら、長い間使っているT12-2BCに傷が付いてハンダがのりやすいだけなのかもしれない。

今の所の私の評価

マチュアならば。。やはり標準に使う2C, 2.5, 3Cのコテ先を使うと考えるとHAKKOを選びたい。
プロ的に考えるならば、こて先を取り替える事はそうないいし、キーカード方式のプロテクトも悪くない。特にFX-951ではスリープの動きも942に比べてよいだろうから、こちらの方がよい。

温度誤差などに関して

私はデジタル表示はそれほど役に立つとは思っていません。ハンダをコテに送って、溶け出す温度に設定してから、+50℃にするとかで決めています。なので、942で表見て+12℃とかやった事はありません。gootのコテ先の番号を見て、設定するのもあまり使う機会が無いような気がします。

こて先に関して

HAKKOの方が種類も多くて色々面白いけれど、そんなに沢山のコテ先は使いません。ただ2Cタイプのような細いのはgootあまりよくない気がします。
多分、鉄メッキが厚いんじゃないかと私は想像しています。逆に言うとコテの寿命が長い可能性があります。
コテ先は、同じ製品でもどんどん性能が良くなる事が考えられます。同じHAKKO 942のコテでも、昔のと今のではかなり使い勝手が違います。なので、gootのコテ先も良くなってほしいな。特にBMのハンダの扱いやすさは特出したものがあります。この加工を他のコテにも出来ないものでしょうか。
コテ先さえよければgootのハンダシステムかなり良いものだと思います。

ちなみに値段は

HAKKO FX-951-01 27,636円 付属コテ先なし。RX-802AS 21,903円 BMタイプコテ先付属。とコテ先の値段も考えると7000円の差があります。FX-951は色がケバケバして私は嫌いなんですが・・・・
つまり、PX-802ASの将来性とコストメリットが出てくる方にかけるか、HAKKO 942から進化したFX-951の今そこにある使い勝手を先に取るか。私が今、どちらかを買うなら、FX-951にするなあ。
なお、価格は、値段では多分これに勝てないiCiです。ちなみにメールアドレスに東京のメールアドレスを入れると受け取られない可能性があります。というか私のメールをロストしたみたいです。大阪から見積もりが来た場合は大阪のメールアドレスにした方が良いでしょう。
ここから買うメリットは、ほとんどの場合メーカから直送されるので、比較的ロットの新しい製品が手に入る可能性が高い事です。→こんなの運かもしれないけど