デジタルオシロで測定したいもの

書いているうちに、秋月のベンチスコープでいいような気がしてきたぞお

軽石さんの日記デジタルオシロで測定したいものがあったら測定して画像で送るという話がありました。
ちょっと考えながら書いています。まだまだお願いするほどまとまってないのですが、雰囲気として書いておきます。

実際測定したい物というのは、かなり変わった物で、例えば次のような物です。

  1. パワーアンプで通常のスピーカを繋いで、大音量といっても多分1W程度の音楽を流している時に、±の電源に流れる交流成分と入力信号(2CHあると便利いいけど、無くてもまあいいような)
  2. コモンノイズのある筐体からもう1台の筐体へ同軸ケーブルで接続し、その筐体から長いケーブルを出して、パソコンの繋がったオーディオシステムのマネをする。この状況で、どういうアースの取り方をすると、同軸ケーブルのGND側にノイズを少なくするか調べる。特にケーブルのGNDの配線の両端の電圧を取り出したい。また、信号を加えた時にGND側(シールド線)にどのような信号が乗るか調べたい。多分ケーブルの抵抗成分は低いのでかなり高感度である必要がある。インピーダンスは相当低いのでATTなしでもいいかもしれない。
  3. 上と同じだが、基板上のGNDの電位差(なんかそれようにジグを作った方がいいかもしれない。絶対精度は不要だけど、そのジグを使っての相対的な測定が出来るといい)
  4. パワーアンプのドライバー段のバイアス回路のベース出力電圧と、入力信号を並べて取り出したい。
  5. コイルセンサーを付けてノイズの出てそうな所を探す。

大体の用件に関しては、測定する周波数が100KHz までだけど、電圧が10mV以下になるようなのが多い気がします。あと、GNDに影響を与えないように測定したいというのもあるかも。
100KHz の 10倍で 1MHz 余裕を見て5MHzもあればサンプルは十分かもしれません。
やはり、アンプは外付けで作っておく必要がありそうですね。

高感度のブローブは、過大入力に弱いので、まずは普通のブローブで測定して状態を見てからと考えると、2CHの入力があるやつなら先に普通のブローブで様子を見て、後から付け替えるという方法でも良いかもしれない。
波形の形はそれほど重要ではないので、測定結果が32dot以上で表現されていれば十分です。
(ある程度、このノイズがどこから来ているかわかれば多分いいような気が・・・します)

私の使い方で、1mV以下の測定は絶対値測定はそれほど重要ではありません。回路を少し変更して上がった下がったという程度で十分な気がします。

ストレージしなければ、今ある60MHz 3CHのオシロがあるので有る程度は可能だろうとは思いますが、第一に邪魔で・・ただ、PCにつなげるタイプだと、GNDからは絶縁されないので、何を測定しているのかわからなくなりそうだし。(オシロでも筐体がデカイから同じ問題にぶつかる)

やはり差動ブローブの方が重要なのかな。そもそも、こんな測定は普通しないのかな。