はんだごて

はんだごてを選ぶ時に重要な点は、温度自動調節である事。パワーがあること。軽い事、気に入ったこて先があること、ハンダを付けたまま電源を入れていても、コテ先にすすが付きにくい事などです。
その中でも、特に私は自動温度調節とパワーについてもっと考えてほしいと思っています。例えば gootのラインで言うとCXシリーズなんかがそうですが、セラミックコテは同じW数でも効率がよく、すぐ温度が上がります。しかし、負荷が加わると下がります。細いパーツを付けるだけだったらいいのですが、スイッチや面積のある基板を付ける時には問題になります。
では、2段切り替えや、パワーのあるコテを併用するのはどうか?という話になりますが、私はそういう面倒な事はしたくありません。

そういうわけで、自動温度調節のコテをおすすめします。
その中でもgoot PX-238は安価でかなり気に入っています。3本ぐらい買った中で温度調整機能がおかしくなって、真っ赤になったことがあるんですけど。

私は、HAKKO 942 を使っているけど高いのでおすすめしない。

第一候補 goot PX-238 (238 は 380度設定です。420じゃ高するし 320だとちょい低い。380はちょっと高いけど、選択としては380が良い) なぜおすすめするかというと、安い。欠点は多少重い
第二候補 HAKKO 926 (いまでもあるのか)
第三候補 goot PX-251AS なんかいいかも

何を選んだにせよ。コテ先だけは付け替えないと駄目です。私は2φの先を45度程度でカットしたような形状の物を使っています。

http://www.goot.co.jp/JAPANESE/J_catalog/indust/ceramic/PX2/PX2_KOKAN.html
で言うと、PX-2RT-2C になります。普通のパーツを付ける時は平たい所をあて付け、SOC以下のピンには先の方を逆に向けて、大きなスイッチやラグ板に付ける時はコテ先を横にあてます。
十分なパワーがあれば2センチ程度の物にもハンダが出来ます。0.1mm*1.5mm の箇所から10mm*10mmまで余裕もって付けれるので便利です。
ただ、コテ先に角があるタイプなので、どうしてもそこからススってきます。
ススった時は無理に湿ったスポンジで取らず、コテ先をハンダメッキしていき、コテ先にハンダの玉を作って40秒以上待ってから、スポンジで取ると取れます。